ご自身の不動産売却のパートナーとなる不動産会社。
しかし一口に「不動産会社」といってもさまざまなタイプが存在しており、かなり大雑把に分類しても下記のような種類にわかれていきます。
もしかすると、あなたは丸亀製麺に行って、パスタを注文しているかもしれないんです(^^♪
・主に仲介が専門
・新築マンションや一戸建ての建設・販売が専門
・大規模な開発専門
・大家業専門
・転売専門
また「仲介」の中でも、扱う不動産の種別でさらに細分化されています。
・賃貸が得意
・売買が得意
・商業用不動産が得意
・倉庫物件が得意
一言に「不動産会社」といってもこれだけの種類が存在しているにもかかわらず、実は業務をするための免許は1種類しかありません。
つまり、不動産業の免許を持っていると、不動産に関わるあらゆる業務を行うことができるのですが、実はこれには良い面と悪い面があります。
もしもご自身が、これからご自宅を売却しようとしたならば、できれば「住宅の売却仲介が得意」なところに依頼をしたほうがよいでしょう。
中には「友人に不動産会社がいるから任せよう」という方もいらっしゃるのですが、ご友人の会社、もしかしたら「商業用不動産が得意」かもしれません。
依頼先が「住宅に強いのか」は確認すべきことなのです。
ただ、ご友人側の視点から見ると、免許さえ持っていれば依頼を受けることは可能です。
もしもうまくいけば、手数料が手に入る可能性があるわけですから、受けてくれる可能性は高いと思います。
しかし、仮に専門ではない場合、あまりいい結果に繋がらないかもしれません。
後悔をしないためには、こうしたところにも気を付ける必要があるのです。
ありがちなケースとして、ご友人が賃貸専門の会社にお勤めである場合、もちろん免許は一緒なので、依頼を受けること自体は問題ありません。
しかし、普段は賃貸しか取り扱っていない場合、売買の段取りはわかりません。
いつなにをしなければならないかということも、曖昧かもしれないのです。
自身の優秀なパートナーとして、導いてくれるはずの不動産会社が「実は売買はわからない」という状況。
これで満足のいく売却をすることは非常に難しいことは容易に想像ができます。
餅は餅屋に、不動産の売却は、売却に強く信頼のできる担当にご依頼ください。
不動産会社にも種類がある
- 2024年3月15日
- 不動産のお勉強
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