光触媒コーティング



コロナウイルスやインフルエンザウイルス等の蔓延で、感染症対策として注目を集めている光触媒コーティング

抗ウイルス・抗菌の効果があるということですが、どのような成分がどのような力を発揮するのでしょうか。

オフィスや店舗を安心して過ごせる空間にしたい方、消毒よりも効果が期待できる感染症対策を探している方におすすめの光触媒コーティングの特徴やメリット・デメリットをご紹介します。

Contents

光触媒コーティングの効果

光触媒コーティングがもたらすメリットについてみていきます。

  1. 抗菌・抗ウイルス機能
  2. 植物が光合成によって、酸素を排出するように光触媒が光のエネルギーを利用して化学反応を起こし、空間内の菌やウイルスを分解し清潔な空気を排出します。

    分解した菌やウイルスは二酸化炭素と水になり、大気中に発散されます。

  3. 消臭機能
  4. コーティングを行うと空気清浄機のような効果を発揮し、空間を清潔に保ってくれます。

    ホルムアルデヒドやアンモニアの臭いも同時に分解するため、臭いの気にならない快適な空間を保つことができるのです。

    トイレや水回りは感染が特に起こりやすい場所ともされていますが、光触媒コーティングで菌やウイルスを防ぐと同時に、嫌な臭いも解消することができるのです。

  5. 防汚機能
壁等についた汚れについても分解していきます。

壁クロスに接触するアンモニアやその他の化学物質を分解して除去する効果があるため、タバコなどによる黄ばみを抑制する効果があったりもしますし、

外壁にも光触媒コーティングが利用されていますが、外装面に汚れが固着せず雨水で簡単に汚れが流れ落ちるようになる効果などもあるのです。



以上のように、光触媒コーティングは、快適・清潔な生活空間をもたらしてくれるのです。

また、触れたり舐めたりしても人体への影響はありません。

コーティングした床やテーブル等をペットや子どもが舐めてしまった場合でも安心なのです。

燃性もないため、火を使う飲食店のテーブルや車内での利用も可能で、利用の汎用性が高い事もメリットと言えるでしょう。

アルコール消毒等との違い

アルコール消毒等の消毒商品は、普通にどこにでも売っています。

これらの製品は即効性があります。

手に塗ると手の殺菌消毒をしてくれる訳ですね。

しかし持続性はありません。

また、アルコール消毒等ではノロウイルス等の一定のタイプのウイルスには効果が無いことがわかっています。

この点が光触媒コーティングとの違いなのです。

光がある限り効果を発揮し、且つウイルス全般に効果を発揮するのが光触媒コーティングなのです。

ケースバイケースで利用されれば良いと思いますが、ご自身の生活環境を整えることはとても大切な事ではないでしょうか?


光触媒コーティングってどんなもの?

光触媒コーティングに使用される成分では、酸化チタンが多くの場合に用いられています。

が、酸化チタンの加工使用の方法によって、その効果効能が大きく変わるため、どのタイプの物を利用するかによってコストパフォーマンスが変わってきます。

実際に実験された比較表をご覧ください。


当社
K大タイプ
S研タイプ
ナノサイズタイプ
酸化タングステンタイプ
成分
酸化チタン水
酸化チタン(鉄イオン担持)フッ素樹脂IPA
酸化チタン(鉄イオン担持)アパタイト水酸化チタン
酸化チタンエタノール水
酸化タングステン水エタノールに酸化ケイ素
密着性
◎(アンカー効果)
〇フッ素による密着
?(付着性にある水酸化チタン?)
?自己結着型と表記
開示無し
効果・特徴
酸化チタン表面積ほぼ100%の膜なので効果が高い
フッ素に埋もれ酸化チタン表面積が少なくなりやすい
アパタイトに埋もれ酸化チタン表面積が少なくなりやすい
エタノールによる効果が大きい
エタノールによる効果が大きい
分解力【μmol/L/min】基準値5.0
19.1
10.4
10.4
公開数値無し
公開数値無し
アセトアルデヒドガス分解力【μmol/L/min】基準値0.17
11.69
6.2
4.96
公開数値無し
公開数値無し
抗菌効果基準値 活性値2.0 光効果0.3
抗菌活性値3.5 光照射による効果2.7(可視光線照度500lux)
抗菌活性値3.5 光照射による効果3.7(紫外線強度0.25W/㎠)
抗菌活性値3.1 光照射による効果3.5(紫外線強度0.25W/㎠)
公開数値無し
公開数値無し

聞きなれない言葉が並んでいるのでわかりにくいかもしれませんが、簡単に説明すると

  • 密着性が高いほど、効果の持続性が高い

  • 表面積が多いほど効果が高い

  • 分解力がく高いほど抗菌効果が高い

  • 可視光下(室内灯)での結果(500lux)と昼間の窓際、光触媒機能を作用させるために使用される紫外線蛍光ランプ等の補助光源を使う場合(0.25mW/cm2)での結果
  • ⇒可視光応答性がない、もしくは低い


    同じ酸化チタンを使用しているのに、これらの性能・効力の差はどこから来るのでしょうか?

    これは光触媒コーティングの成分の中に、異物(接着剤)がどれだけ混ざっているか?と言う事と、酸化チタンの形状・サイズによる所が原因と考えられます。

    物理的な話なのですが、

    「サイズが小さいと細かいため、大きい物よりも細かく分解しやすく、変形もしやすい」のはイメージできると思います。

    また、混ぜ物がある物と無い物では、分解する際に接する表面積に差が出てくるのは当たり前です。

    混ぜ物(接着剤等)はウイルス等の分解効果はありませんので、当然接する表面積が少ない場合はその効果も減少します。

    当社の扱う光触媒コーティングは、独自の技術により、酸化チタン分子を素粒子(2nm)にまで分解し、水中に安定分散させた 無色透明のチタン素粒子分散液です。
    粒子2nm以下のチタン素粒子は表面上の原子に対し電子結合するため、従来の光触媒の弱点だったバインダー(接着剤)の必要がありません。



    光触媒コーティングは生活環境を快適にしてくれる、素晴らしい文明の力です。

    いずれの商品も目指すところは同じなのですが、できれば皆様にはより良いものを見つけて頂ければと思いますので、より効果が高く、且つコストパフォーマンスのいいものを選ぶ参考として頂ければ幸いです。


    光触媒コーティングの持続力は?

    光さえあれば光触媒コーティングは働き続けてくれます。

    その効果は一体どれくらい続くのでしょうか?

    とある実験では10年経過してもその効果は持続されているという結果が出ています。

    しかしながら、やはり使用の状態や環境でその持続期間には違いが生まれてくるようです。

    一般的に光触媒コーティングの効果の有効期間は

    摩擦のある場所では約2〜5年 

    Ex:企業のオフィスや店舗等のテーブル,ドアノブ

    と言われているようです。

    光触媒コーティングは「」の状態なので、その膜が剥がれると効果が無くなる訳ですが、これは利用状況によるとしか言いようがないのです。




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