実際に新居浜市やその近郊で起こった不動産・建築トラブルについてご紹介します。
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不動産・建築トラブル 1
今回は私の身の回りのトラブルです。
被害に合ったのは1人だけではありません。
同じ業者に数名が引っかかっています。
この業者の特徴と手口をご紹介します。ここでは仮にこの業者を A とします。
見積金額が他社の半値近い
リフォーム工事になりますが、同じ工事内容で普段取引のある業者さんの見積もりが150万円でした。
人からの紹介でAからも見積もりを取ることになり、Aから出てきた見積もりを見ると何と!!!80万円ではないですか!
単純工事なので安いほうが良い・・・と言う事で知人はAに仕事を依頼しました。
知人は工事を無事終え支払いを済ませました。何事も起こって無いと思っていたのですが・・・
後日判明しましたが、材料が同じものは同じものなのですが、その品質に問題がありました。中国の食品偽装のような事が行われていたのです。
これが分かったのがその業者が逃走したはるか後の事です。
どうしようもありません。泣き寝入りです・・・
施工途中での逃走
これは先の業者Aにも当てはまりますが・・・比較的メジャーなパターンですが、建築途中に施工業者が倒産などで逃げてしまうパターンです。
新居浜市でも過去数度見てきましたが・・・上棟後などにお客様は着工金や中間金といったお金を支払うのが通例ですが、まとまったお金を払った直後に施工業者がそのお金とともに行方不明になり、工事がストップしてしまいます。
被害に合われた方はとても気の毒ですが、悪意を持ってその行為をされるとどうしようもありません。
最近では完成保証に入っている場合がほとんどですが、入って無いのは論外としても、その保証のお金を保証機関に払っていなければ保証は成立しません。
仮に保証を受けていても、その後の工事を引き継いでくれる業者が存在するかどうかは未知数です。
下手をすると、支払ったお金とは別にローンを組まなければいけない可能性だって発生します。
いずれにせよこの場合も泣き寝入りに近い状況になります。
逃げる・倒産する業者の共通点
・他社の見積もりよりもはるかに安い
・下請けに対する支払を遅延している
・似て非なるものを材料として用いる
大まかにいうとこんな感じでしょうか?
見積もりが安いのはどんなことをしてでもお金を集めようとする行為の裏返しだと思ってください。
下請けさんにお金を支払わないで良いなら儲かりますよね^^安くても。(今現在も私の知りうる限り1社存在します)
材料をごまかせば儲かりますよね、当然。そのお金をもって逃げるんだから・・・
そういったトラブルに巻き込まれない方法
1.下請けさんに直接聞く。
2.免許の確認(建設業の許可)
3.保証会社の確認
4.安い理由の確認・・・コストパフォーマンスと企業努力という言葉に騙されないように^^
簡単にこんな感じでしょうか?材料については素人にはわかりませんので、その道のプロに聞くしかありません。
とにかくトラブルに巻き込まれないよう細心の注意と確認を行ってください。それが皆さんの財産と精神的健康を守ります^^