初めての不動産購入の流れと諸費用

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不動産を購入する流れ


通常の売買仲介の場合、購入の意思が決まればその意思を不動産業者を通じて相手に伝えます。

その前後に気をつけておかなければいけないポイントと流れを簡単に説明します。

  1. 重要事項説明

    売買契約を行う前に、不動産業者は物件の法的説明を行う義務があります。
    売買契約と同日になされる事が多いですが、前もって説明を十分に理解しておく必要があるので、できうる限り数日前に聞いて理解しておく事が正解です。

  2. 売買契約

    重要事項説明後、売買契約の内容の説明が行われ、売主・買主双方が納得の上署名・押印します。
    この時同時に手付金を支払います(通常売買代金の1割程度とされています)。

  3. 所有権移転

    通常銀行に司法書士・売主・買主・仲介業者が集まり、所有権移転登記の手続きと代金・諸経費の支払いを行います。


大まかな流れはこんな感じです。

売買契約後、売主・買主それぞれが契約の履行に向けてそれぞれの準備を行います。
例えば造成工事をしたり、測量をしたり、銀行に融資の申し込みをしたりといった行動です。

売買契約の内容等については・・・・工事中

不動産売買に掛かる費用について

買主が必要な費用

登録免許税
所有権移転登記をする為に納める1回のみの印紙税です。税率は1000分の15[br num=”1″]評価額を元に算出されますので物件ごとに金額が変わります。
仲介手数料
不動産業者に支払う報酬です。基本は売買価格×3%+6万円+消費税です。詳しくは・・・仲介手数料とは
印紙
売買契約書に貼る印紙税です。
固定資産税の精算
通常日割りの精算を所有権移転時に行います。



「その他、場合によて必要な費用」
  • 住宅ローン諸費用

  • 抵当権設定費用

  • 農地転用等の申請費用

  • 火災保険
  • 等があります。


    売主が必要な費用

    司法書士費用
    新しい登記識別情報(いわゆる権利証)を作成するための費用です。
    仲介手数料
    不動産業者に支払う報酬です。基本は売買価格×3%+6万円+消費税です。詳しくは・・・仲介手数料とは
    印紙
    売買契約書に貼る印紙税です。

    「その他、場合によって必要な費用」
  • 測量費用

  • 造成費用

  • 解体費用

  • 滅失登記

  • 表示登記

  • 抵当権抹消費用

  • 農地転用申請費用

  • 相続登記費用
  • 等があります。


    例:1,000万円の評価額の土地を売買した時の諸費用計算

    ここでは評価額と売買価格が同じ1,000万円とします。
    項目買主売主
    登録免許税150,000 (軽減無し)
    仲介手数料396,000396,000
    印紙代5,0005,000
    司法書士費用30,000~150,00020,000~50,000
    固定資産税実費
    合計 およそ573,000~750,000423,000~450,000

    最低限これくらいはかかります。
    後は借り入れの状況であったり、契約内容によってその他の費用が発生したりしますので、項目別に足していく必要があります。


    上記で概算は何となくわかったと思いますが、より完璧を求められる方は物件と評価額を以て、司法書士に依頼するようにしましょう。

    こちらも利用してみてください。ローンの計算をする際に便利です。
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