家を建てるにはで以前にも安いは安いでリスクがあると述べましたが、・・・では一体どうすれば良いのでしょうか?

家づくりで成功するための抑えておくべきポイントを、実際に家を建てた人間として、新築営業をしていた経験を踏まえてご紹介します。

家を建てるときの大切なポイント

あなたが家を建てようとしたときに考えるポイントは何でしょう?

まずそれをイメージしてください。

いくつかのポイントが思い浮かんだと思います。

多くの方が”価格”について思い浮かべたと思います。

または、自分がこだわる部分の出来具合をイメージしたと思います。

成功の要素として思い浮かんだポイント

今思い浮かんだポイントが、家づくりで成功する、満足するための大切なポイントになります。

  1. 価格に対する満足度
  2. 自分が重要視する部分についての満足度

大きく分けるとこの2点でしょうか。

他にあなたが思い浮かんでいれば、その要素も大切なポイントです。
価格に対する満足度とこだわり部分の満足度について
誰もが限られた予算の中で建築を行います。

その予算の中で自分の思い描いた事をどれだけ実現できるか?

いわゆるコストパフォーマンスですね。

「同じものなら安く買いたい」これは人間の心理です。

この部分が大部分を占めると思います。

ですが、安いものにはそれなりの理由がある・・・これも真理です^^ではどうすれば?

例えば自分の親や兄弟が大工さんです・・・となれば基本的に安心して任せれますよね?

お金についてもできるだけ頑張ってくれるし、手抜きもないでしょう。

考えられる精一杯の事をしてくれるという、目に見えない安心や信頼があるからです。

でも皆が皆そうではありません。

大部分の人は安心や信頼を、自分の目で肌で確認して対価を払うわけです。

同じ内容で数社で見積もりを取れば、当然価格の差は出てきます。

しかし見積もりが出る前に考えて欲しいのです。

仮に全く同じ内容で同じ金額の見積もりが出たとしましょう。あなたはどう判断しますか?

  • 会社を信用する

  • 営業マンや従業員の好感度で判断する

  • といった次の判断材料が出てくると思います。

    私が皆さんに大切にしてもらいたいのは、その判断材料と自分の中にある基準です。

    なぜかと言いますと、価格についてははっきり言って同じだからです。原価がほぼ同じですもの。

    価格に差が出るのは企業の利益率であったり、規模であったりが違うせいで、実際に使われる材料や職人さんはほぼ同等の物と考えられるからです。(○○オリジナルというのはたまにありますが、ほぼ同等品が存在します)

    質の悪い業者さんは、似て非なるものを同等品と言い張り、「うちの方が安いでしょ?」と言いますが、我々が見ればその誤魔化しは一目瞭然です。

    一般のユーザーさんだから通用する誤魔化しです。

    と言う事は、価格については企業が努力をすれば良いだけで、努力をしない企業は相手をしないのが正解です。

    それでも限界はありますので、変な駆け引き無しで最初から目いっぱいの所で価格を出してくるのが、会社や営業マンの努力だと私は考えます。

    なので私は価格と内容は同じものという前提で話を聞き、先ほど出てきたそれぞれの方の、他の判断材料を重要視すべきだと考えます。

    1つの例をご紹介します。

    ケース1  境界ブロック
    これは実際に合った話ですが、分譲地の中でA号地とB号地の境界ブロックをする際の話です。

    境界は中心でしたので通常ブロックはAさんとBさんの折半で施工します。

    Aさんは大手の○○ハウス、Bさんは地元の○○工務店で建築を行っていました。

    そして境界ブロックについてAさん側の業者さんとBさん側の業者さんで見積もりをそれぞれ出してもらうこととなりました。

    出てきた見積もりがAさん側が20万円、Bさん側が10万円といった丁度倍半分の見積もりでした(内容は同じCB5段○m)。

    Bさん側は当然5万円の負担で良いものと思っていた所、Aさんは○○ハウスを信頼していたのでしょう。

    その価格では安心できるものができないから、10万円の負担を・・・となり、すったもんだの挙句、結果Aさんが自分の敷地内に自分の費用で境界ブロックを施工するようになりました。(この信頼度が満足度につながるのですが・・・)

    いざ施工をする段階で来ていた業者さんは、何とBさんが見積もりをしていた同じ業者さんで同じ内容の工事だったのです。

    Aさんからすると20万円を払い安心を買った形となり、Bさんからすると騙されなくて良かった(Aさんが15万円損した)となり、両方が満足する結果となりました。

    さて、皆さんはこのケースをどう思いますか?人によって同じものでもとらえ方が変わるわけです。

    どちらで在りたいかはあなた次第です^^

    私は当然Bさんですが・・・Aさんでもそれはそれでいいと思います。

    そこには何らかの信用と信頼があって、それが対価となっているからAさん自身は幸せなのですから。

    でも知っている以上Aさんにはなれないですよね?10万円を○○ハウスが何もせず吸い上げていくのですから。

    残念ながらそれが世の中の仕組みと言えばそうなのです。

    ですから、私も知らないうちに不動産関係以外の所で、Aさんと同じ立場になっていることは多々あると思います。

    要は自分の納得できる判断材料や価値観を、価格の前にしっかり持っておくというのが大切であると言う事です。


    金額がどうしても安いほうが良い場合

    そうはいっても「価格が安い方がいいに決まっている」という声が聞こえてきました。

    先ほど述べたように、本来材料の価格は変わらないのです。

    仕入れるメーカーが同じですし、流通している材料のメーカーも同じです。

    会社の大きさで「大量入荷するから、安く提供できるんです」という言葉を、Rハウスの営業マンに真顔で言われたことがあります。

    私の職業や立場を理解したうえでその言葉を聞いたので、正直呆れてしまいました。

    仮に仕入れ値が違うとしても、このRホームの規模であれば、それなりの利益率を確保しなければなりません。

    その価格が安いというアピールなのですが、利益率が高くなるので、結果エンドユーザーの私には変わらない金額になるのです。

    そして何より仕入れ価格がRホームの方が安いとなったら、仕入れ業者に確認し交渉を当然します。

    Rホームの営業マンは誰にでも言っている言葉を私に言ってしまったのでしょう。

    結局調べてみると、仕入れ価格は同じでした。

    つまり、同じ品物であれば価格の差は、会社の利益率の差なのです。

    話を戻しますと、「安いほうが良いに決まっている」という根柢の基準がそもそもズレているという事に気づいて頂けたでしょうか?

    全く同じ内容の物であれば、全く同じ価格になるんです。

    逆にRハウスの様な全国展開の建築屋さんの見積もり価格が、安くなるという事は、何かに手を抜いている、もしくは劣化品を使用しているという事なのです。

    その細かい部分の検証を一般の方はできないですから、目いっぱいの価格で50万円以上の価格差がある場合は、細かい部分で手を抜いているか、素材が悪いかのどちらかです。

    「目いっぱいの価格」については私の考え方と、パフォーマンスする悪い奴らの例を挙げていますので、こちらの記事を参考にして下さい。


    再度言います。

    安いには安い理由があります。

    その理由から目を背けて、安い方に飛びついても家づくりは成功しません。

    それでも安さを重要視するのであれば、それも一つですが、数年後この記事を思い出してしまうと思います。

    安さで一つ抑えておくべきこと

    安さについては、会社によって抑えておかなければいけない事があります。

    会社としての品質の基準や構造上の基準の違いで、どうしても同じ安さの同じ商品にはできない可能性があります。

    先ほどのRハウスは安さを売りにしていますが、品質は我々が見ると「え?マジ?」という代物です。

    見た目には一般のユーザーさんにはわかりにくいです。

    見る人が見れば手抜きもしくは腕が悪すぎる、という仕事内容です。

    100均のYシャツと高島屋のYシャツくらいの差があります。(例えがへたくそで・・・)

    参考記事です。


    それでも問題なしであれば、安さを追求しましょう。とことん追求すればいいと思います。

    それがその人の満足ポイントだからです。

    まとめ

    私の知っている悪い建築屋さんの口癖は、「価格を下げるのは自分の価値を下げるのと同じ」ですが、こういった人間は情報化社会の中、必ず淘汰されます。

    つまり暴利を貪る輩は、当然のようにその内淘汰されます。

    逆に安さを売りにする業者もどちらかというと淘汰されていきます。

    なぜかというと、品質が伴ってこないからです。

    新築当初はごまかせても、時間の経過と共に、そのメッキは必ず剥げていきます。

    ただ、自然淘汰には時間が掛かりますし、何より皆さんが正確な情報を得て、判断基準を明確に持つことが重要になります。

    私は私の目線で、悪い建築屋さんだと判断すれば正直にお答えするようにしています。

    先般から少しずつそのようなご相談を頂いていますが、明快な答えが出せる事もあれば調査が必要な場合もあります。

    もしあなたが建築について判断材料が欲しい場合は、完全に第3者の目線で意見を言いますので、参考にして頂ければ幸いです。

    私も世直しが少し出来て嬉しいですから。もちろん無償で相談させて頂いています。

    私の趣味の世界ですね^^

    機会があれば遠慮なしにメールなどでご連絡ください。