予期せぬトラブルってありますよね?

良かれと思ってやった事が逆効果満点だったり・・・。

不動産に関わっていると必ずそういった部分に遭遇します。

人間なのでそれぞれ考え方も違いますし、求める利益やメリットも違います。

今回はそんな時の私の考え方について話してみます。

困った時の考え方の基本

私が困った時の考え方の基本にしている事があります。

それは誰の立場のメリットなのか?

という事です。

人間それぞれの言い分があって、それを押し付けたり押し通そうとするときにトラブルが発生します。

お互いのメリットが相容れないからです。

そこで誰の立場のメリットなのか?という事を考えるようにしています。

この人の言っている事は自分の都合だけなのか?

全体の事を考えて言っているのか?

誰の為の言葉なのか?

という事を整理するのです。

すると、トラブルの根本が見えてきます。

試しにこの基本を踏まえて物事を考えてみてください。

今現在トラブルとも言えないトラブルに巻き込まれているので、その状況を例にして考えてみます。


私は11月の初旬に売主Aさんと直接のやり取りがあり、売却を検討していたので相談に乗っておりました。

その時点では不動産業者Eには売却の話はしていないとのことでした。

現場の調査と査定等をしている情況の中で、11月28日に不動産業者Eで購入希望が出てきたから、どうすれば良いか?という相談がありました。

当然こちらのエンドユーザーDさんの方が高額での購入意志があったので、翌29日には3,500万円での購入申し込みを取り付けました。

こちらとしては当然普通に取引ができるものだと思っておりましたが、私の所へ不動産業者Eより連絡がありました。

「こちらの方で以前から話を進めていたので、困る・・・」

との事でした。

よくよく聞いてみると、売主Aさんとの付き合いは古く、これまで公私共に取引を行ってきたとの事。

Aさんも断りづらい部分があったようなので、不動産業者Eに仲介に入ってもらう事がスムーズに取引を行う方法だと判断をしました。

つまりAさんと業者Eの顔を立てようと考えたわけです。

それによって私の取り分は当然減りますが、スムーズな取引を行う為の判断をしたつもりでした。

普通であればこれで問題なく終わる話ですが、なぜなんだか

「買主である不動産業者Bが怒っているし、こちらの顔が立たない。こちらが先に動いていたんだからBにも3,500万円で売る話をさせて欲しい」

と業者Eの担当者が言ってきました。

え?売主Aさんの利益は無視?誰の顔の為?どこの誰のメリット?

手付を払ってきたらどうするの?

単純に買主不動産業者にお断りをすればいいだけなのですが・・・

そう、この業者Eの担当者の物言いは、あくまで自分を守ろうとしている言葉なのです。

自分に責任が及ぶのが嫌・・・
責められるのが嫌・・・

そもそも私が逆の立場なら、「そちらでどうぞ^^」と喜んで身を引く話です。

確かに、自分の体面を優先し、お客さんのメリットを二の次にする悲しい形を押し通そうとする人達がたくさん存在するのも否めません。

しかしその場は利益を取れるかもしれませんが、そこに残るシコリやお客さんが受けるマイナスの印象は消えることはありません。

残念なのはこの理屈を上司である男性は理解してくれているのですが、部下である女性営業が感情的で譲らない事です。

あくまで会社の100%の利益を求めているのか、自分が頭を下げるのが嫌なのか・・・

挙句には目の前で喧嘩を始める始末・・・


皆さんも困ったり悩んだりした場合は、誰が誰のメリットを押し通そうとしているのか考えてみましょう。

そして、自分の信念に従えばいいと思います。