九州地方で豪雨の被害に合われた方にお見舞い申し上げます。

九州に10年程住んでいたので、日田市や福岡県の被害が甚大な地域についても度々通っていた事を思い出し胸が痛みました。

寄付なり労働なり、何らかの形でお役に立てればと考えております。


さて、話は本題になりますが、自然災害のリスクは日本全国どこに行っても付きまとってしまう時代です。

海に近ければ津波、山が近ければ土砂災害、川が近ければ水害。

当然ながら、被害にあう事を前提にそこで生活をする人はいない訳ですが、中にはわざわざリスクの高い所へ土地を買い求め移住する方も居られるようです。

今回は残念ながら、敬遠される土地について考えてみましょう。

水害を求めて分譲する人

社長社長

世の中こんなに大変な災害が起こっているのに、わざわざ川の隣を分譲するってどうなん?


昨日、こう言って某会社の社長と、不動産屋のモラルについて語る機会がありました。

社長社長

あんなもん、水害がきたら家ごと流されるやん!でも売るんやねえ・・・。



その川は10年ほど前にも同じように流木によって近隣に被害をもたらした経緯があり、それ以降水害の有無についての調査が、不動産屋としての当たり前の調査事項になりました。

正義の味方正義の味方

売れたら何でもええんちゃう?被害について考えるんは買う側だから。自己防衛すると考えるのでは?



通常、我々不動産業者はそういった水害の事を考え、川の高さよりも高く地盤面を設定します。

それでも心配な場合は、買う側が自身で家の高さを上げるとかで、自己防衛をされます。

社長社長

川の高さより地盤面が低いやん!あんなんええの?どんな言い訳で売りつけるの?値段安いの?



正義の味方正義の味方

無責任な奴が無責任な事言うて売りつけたんじゃ?決して安くない・・・どちらかと言えばクソ高い?



社長社長

だろうねえ・・・。モラルは無いのか!?



正義の味方正義の味方

奴らには無いと思う・・・



そうなんです。

自然災害は誰にでも起こり得るので、自己責任なのです。

例えば相場の価格より安いとか、そういったメリットがあればいいですが、何も知らない一般の人が深く考えずに当たり前に購入してしまっているのでしょう。

責任を負う必要が無い不動産屋が工事費を節約したのか、災害に対する感覚が無いのかはわかりませんが、一重に利益を優先している結果と言えます。

正義の味方正義の味方

昔から不動産屋はいい加減やん?



残念ながら購入してしまった方がこの先被害にあわれない事を祈るばかりですが、我々不動産業者がそのリスクを考えないのは時代に逆行しているとしか言えません。

九州での被害を見て、余計にそう思います。

少しでもリスクを減らしてあげれるように考えるのが我々の仕事ですし、いい加減を押し付けるのが仕事である奴らは淘汰されるべきですから。

土地を買う時に考えるべきこと

社長社長

不動産屋がいい加減ならどうすればええの?


正義の味方正義の味方

土地を買う時に考えてください。



  • 水害について・・・川との距離、高低差、水の流れ、過去の経緯、自己防衛の費用、水路等の深さや大きさ

  • 土砂災害・・・地盤の性質、傾斜、山の管理の状況、市町村の災害指定

  • 津波・・・ハザードマップの確認、その地域の海抜、過去の経緯

  • といったところについては知っておくべきでしょう。

    確かに自然災害は起こる時には起こるので、全く被害0にはできませんが、少しでもリスクを減らし、被害が少なくなるように考慮しておくべきでしょう。

    因みに私自身は、10数年前の水害時に一番被害があった所の敷地を購入し自宅にしています。

    その場所(現自宅)から、当時の家まで泳いで帰った事を覚えています。

    車ごと流され閉じ込められて、レスキューに助けられました。

    そんな経験をしているので、当然地上げはしましたし、家の基礎の高さも考慮しています。

    公共工事によって河川の改修が行われたことも知っています。

    その当時に考えれる安全対策を考えた上で土地を購入しましたから、逆に対策を考えていないのを見ると残念なのです。

    皆さんも土地を購入する際は最低限、上記の項目はチェックし、費用効果を考えましょう。