田園調布がゴーストタウン化している!?

そんなニュースがワイドショーなどで取り上げれていますが、皆さんはご存知でしょうか?

田園調布と言えば、日本で一番の高級住宅地として有名です。

著名人や資産家達といった限られた人物しか住めない街、ステータスの高い街として認識されていると思います。

そんな日本一の住宅地、田園調布がゴーストタウン化しているというニュースは、不動産に関わる者としては危機感を一層感じてしまうニュースです。

田園調布がゴーストタウン化している理由とは?

  1. 第一種低層住居専用地域

  2. 販売価格の問題

  3. 高齢化による影響

等が田園調布のゴーストタウン化の理由として背景にあるようです。

第一種低層住居専用地域については、事務所や店舗などを建てることが規制されていて、高さについても規制があり、3階建てより高い建物は基本的に建てれない制限になっています。

地域の環境を守るために、土地を小規模に分割して販売することを禁止していたり、生垣や庭に確保の規制があるところもあります。

つまり完全な個人の住宅として扱わなければいけないケースがほとんどな訳ですが、本来であれば、時代が流れ生活様式や交通の便などの周辺環境の変化に伴って、用途や制限については変化していくのが自然なのですが、その変化が高級住宅地であるが故?なされておらず、ニーズの変化に対応できない、できていないという弊害が存在します。


また、販売価格も高額で、購入できる者を限定します。

購入当時の価格がそもそも高額すぎて抵当権が残っていたりもしますし、多少の金持ち程度では敷居が未だに高い事が大きな要因とも言えます。

景観を守るための協定等によって、生垣等の維持に掛かる費用も多額になることも要因の1つでしょう。

そして、高齢化によって、次の世代の人間がそれを維持できずに手放さざるを得なくなったり、空き家になったりという事例が増加しているのも要因と言えます

空き家が増え、手入れの行き届かない区画が増えると、高級住宅地としてのブランドにも影響し、市場での流通が難しくなっているのです。

田園調布から学ぶ地方の土地

田園調布はまだ、価格を下げたり規制を緩和したりすることで、流通させることは可能でしょう。

しかし、下げシロが無いような地方の土地や、ゴーストタウン化してしまった地方の団地などはどうすれば良いのでしょうか?

田園調布のニュースを知り、地方の土地について私の感覚では、危機感と絶望感しか感じることができませんでした。

私の住んでいる街でも既にゴーストタウン化している団地が存在します。

街並みは古くなり、住んでいる人達は高齢化し、空き家が増加し続けている・・・。

そういった地域については正直値段のつけようが無い・・・

ゴーストタウン化の理由は価格以外はほぼ同じで、

高齢化によって空き家が増加し、基本的に住宅地として扱わなければならず用途が制限され、尚且つ不便な立地条件である・・・。

30~40年前とは生活様式や、優先度が変化しているので、活性化の見込みが全くないのです。

にも関わらず、そういった地域の不動産の価値を高く考えている方が未だに多く存在するのは、人間の欲得と、経験からかけ離れた事への反発とがあって、受け入れがたいのかもしれません。

私は根が正直なので、「値段のつけようが無い」という事を、この1か月のうちに該当する方何人かにお伝えしました。

その結果、何らかの処理が必要であることは認識しつつも、現状をキープするお答えが多く、自分の力の無さを痛感したものですが・・・。

キープすればするほど悪い結果が待っていることもまた事実であって・・・。

日本人の悪いところですね。

決断ができない、先延ばしする・・・。

田園調布ですら売却しづらくなっている事実をかんがみて、ご自身の持たれている不動産の状況というのを第3者の目で冷静に判断できるようにしておくことが大切ではないでしょうか?