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建築の金額が安い、高いはなぜ発生する?

家の値段てどうやって決まるの?

基本的な事から考えてみましょう。

家の価格の成分について

まずはこの図を見て下さい。

パターンA、Bともに原価は同じです。

違うのは利益率です。

利益率は企業によって違います。

企業の大きさや広告宣伝の仕方で、この設置される利益率は変わってきます。

つまり、「全く同じ商品でも扱う会社で価格が変わってしまう」というのことが新築には起こるのです。

この価格差はブランド力であったり、信用力で変わってくるのですが・・・。

そして、全く同じものを作ることがほとんどないのが、新築の世界です。

同じ間取りの同じ形の建売分譲などの例外はありますが、細かい部分で全く同じものは無いと言っていいでしょう。

全く同じな物でないにも関わらず、価格で比較するのも少しナンセンスなような気がしますが、現実は間取りが同じであれば価格で比較してしまう方が多いのが実情です。

  • 企業によって利益率が違う

  • 同じものは無い

  • という大前提のなかで価格を比較する事は、レイコップダイソンの価格を比べているような感じです。

    違う商品だが、求める効果・効能は似ている。

    しかしよくわからない性能の差と価格差がある。

    この比較は新築にも当てはまります。

    レイコップとダイソンの差であれば失敗してもそこまでの痛手は無いかもしれません。

    しかし新築となると取り返しがつかないので、それを比較する物差しが必要になってきます。

    新築の会社を比較する為の物差しとは

    価格の比較の仕方
    まず金額を比較する為には詳細が記載されている見積もりが必要になります。

    同じものが無いので、少なからず原価にも差がありますから、一式見積もりではなく詳細が必要になります。

    詳細見積もりが出せない=比較できない ということなので、詳細が出ない場合は却下です。

    商品の比較ができないと言う事は、雰囲気や価格だけで考慮しなければいけなくなるので、価格面での本当の意味での比較にはなりません。

    同じ間取りでも、使われている部材や、壁の内側に使用されている材料、材料の数量などが相違していることも多々あります。

    それ等を同じものにして初めて正確な価格の比較ができるのです。

    詳細見積もりを同一条件にして比較すれば、どちらが高い・安いの正確な見積もりが可能なのです。

    今現在では結構難しい作業なのですが、文明の力の発達で、それ等がより正確に比較できる時代がすぐにやってくるでしょう。

    会社の比較の仕方
    冒頭で述べたように、会社の大小で利益率は変わってくるので、全く同じものでも当然価格差が出てきます。

    そこでの差はブランド力や信頼力と書きましたが、これにも許容範囲というか、個人の好き嫌いや、相手との相性によって左右されてくる部分があります。

    そこで、フラットな目線で判断する基準を持たなければいけません。

    大和ハウスと積水ハウスはどちらが良い会社なのか?と聞かれてもその差は雰囲気でしかわかりませんよね?

    そこで出てくる数値が、何棟建築しているとか、全国で何万件扱っているという過去のDATAになるのですが、この数値も参考値程度にしかなりません。

    所詮過去のDATAですし、会社の善し悪しを正確に表したものでは無いからです。

    「赤信号、みんなで渡れば・・・」という心理です。集団での安心心理を利用する数値なので、善し悪しの判断とは少し性質が異なります。

    お年寄りに対する高額な健康商品を売りつけている商売がありますが、あれに近いですね。

    「○○さんも買いましたよ」とかその場に参加している数人が購入していると、自分も不要にもかかわらず買ってしまうという、あの集団商法です。

    実績は勿論大切な要素なので、判断材料の一部と考えるのが正解でしょう。

    要はどれだけあなたに対して取り組んでくれるのか?

    どれだけの商品とサービスを提供してくれるのか?

    と言う事が、利益の安い・低いの判断基準であるべきです。

    本来の適正利益とは、商品とサービスに基づくからです。

    「安いから仕方ない」と諦められるものと、「高いんだからそれくらいしてよ!」っていうフレーズは、適正な価格と感じているかどうかで出てくる言葉なのです。

    私はよく「不動産屋の家はやめとけ」といいます。

    これは不動産屋の商売の本質が、売ったら終わりという性質のものだからです。

    不動産屋は基本的に出来上がったものを売るのが商売なので、どうしてもその傾向があります。

    新築してから最低10年はお付き合いをしてもらえる会社でなければいけませんので、それをできる、また現実にしている会社でなければいけません。

    新築の善し悪しは時間の経過が無ければわかりません。

    最低限10年間は会社が存続している、営業マンがいてくれる、という土台が必要なのです。

    この最低限を踏まえたうえで、「どれだけあなたに対して取り組んでくれるのか?」「どれだけの商品とサービスを提供してくれるのか?」という判断をする必要があります。

    その内容が納得できるものであれば、パターンBでも良いのです。

    またパターンAでも、その価格に見合っていなければ「安かったけど、大失敗だった」となるわけです。

    では具体的にその判断をどのようにすればよいのでしょうか?

    非常に難しい事ではありますが・・・。


    こちらの記事を参考にして下さい。

    現場監督にきいてきたポイントをまとめています。

    あとは、話をする相手の応対の仕方とか、自己都合をどれだけ押し付けてくるか?などで判断すれば良いと思います。