営業マンはプロレスラーたれ!


この言葉を世の中の修業中の営業マンのみなさんに贈りたいと思います。

私が敬愛してやまない営業マンの最高峰は、アントニオ猪木先生です。

皆さんにもアントニオ猪木先生を目指してほしいのです。

え、古い?古すぎ?

確かに先日、北朝鮮へ行っていた猪木先生のお顔は、かなり老け込んでおりました・・・。

そして政治家特有の悪い目つきもしていましたが・・・。

しかし、プロレスの世界で、営業にかけては神様の存在であるのは事実です。

ジャイアント馬場さんが、ルートセールスの神様なら、アントニオ猪木さんは訪問販売の神様です。

新規開拓のその精神は、失敗と成功を繰り返しながら、未だ衰えることなく、また後進にもよくも悪くも多大な影響を与えているのです。

営業の手法・手口はプロレスだ!

なぜ私が「営業の手法・手口はプロレスだ!」と言うかといいますと、売れる営業マンは演出が上手だからです。

プロレスは戦いをドラスティックに、エキサイティングに演出し、お客さんを盛り上げます。

営業マンも演出し、盛り上げるコツを心得ているのです。

それが自然と身についている人、わかり易い小手先の作戦の人、色々ですが、あなたの会社のトップセールスマンは恐らく、お客さんだけではなく、社内でもパフォーマンスが上手です。

抜け目ないとも言いかえれますが、ステージが違うだけでプロレスと同じなのです。

アントニオ猪木さまの営業実績

皆さんもご存知かもしれませんが、改めてメジャーな猪木先生の営業実績を振り返ってみたいと思います。

  1. 世紀の凡戦と言われた、モハメド・アリ戦の実現

  2. タバスコの輸入販売

  3. イラク フセイン大統領への電撃訪問

  4. 北朝鮮での平和の祭典の開催

アントニオ猪木さまのメジャーな実績である、この4点についてみていきましょう。
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世紀の凡戦と言われた、モハメド・アリ戦の実現

当時現役のボクシング世界ヘビー級チャンピオンであったモハメド・アリ氏との一戦を実現させた、その不屈の実現力とエネルギーは、今では考えられない出来事です。

実現にあたって要した費用は当時の金額で50億とも60億とも言われています。

そりゃそうですよね。

一番稼げるボクシングのヘビー級チャンピオンが、何が悲しくてプロレスラーと闘わなければいけないのか。

お金だけでなかったのは想像に易いですが、モハメド・アリからするとリスクしかありません。

しかし恐らくそこには、お金だけでなく男のロマンと、熱意と、アントニオ猪木の情熱という営業力があったから成立したのです。

猪木先生も莫大な借金をし、そのお金を用立てたので、自分がリスクを取り、歴史に名を残す偉業を成し遂げたのです。

また、アントニオ猪木という男のプロレスラーとしての歴史の中で、なぜだかわからない(ビジネス上やる必要が無い)、ガチンコの試合が何度か見受けられます。

演出とパフォーマンスの中に、リアリティを持たせたかったのか、信念なのかはわかりませんが、営業マンとして失敗することを恐れず、リスクを冒して突き進んでいた姿勢があります。

当時は大失敗とされた試合でしたが、時代はこれを最高の営業成績であったことを認めています。

タバスコの輸入販売

アントニオ猪木とタバスコについては有名な話ですが、日本に輸入を始めたのがアントニオ猪木先生です。

独占販売権を得て、日本への定着を目指したのですが、その後その販売権は他人にわたり、莫大な利益はその後の企業が得ています。

つまり失敗したんですね。

しかし現在の定着を考えると先見の明があったと言われています。

が、利益が上がりだすまでの時間に耐えれなかった、早すぎた、という結果になっています。

猪木先生はこういった新しいビジネスに積極的に取り組み、失敗をし、また立ち上がり成功する、といった経緯をたどる事が見受けられます。

営業マンとしては会社からは嫌われるかもしれませんが、旗振り役として、道の無い所へ道を作ろうとする行為については、日本で一番長けた人物だと言えるでしょう。
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アントニオ猪木詩集「馬鹿になれ」より

イラク フセイン大統領への電撃訪問・北朝鮮での平和の祭典の開催

アントニオ猪木氏は国会議員としての功績も素晴らしいものがあります。

議員さんや役人からは、邪魔としか映らない行動ですし、意味が無いという事を言う人もいます。

当時は「失敗したらどうするんだ!」「人質を危険にさらした」等と非難されたのを覚えています。

しかしそれらは、何もしていない、何もしない人間が、後から言う言葉です。

本当に現地に行ったのは猪木先生だけです。

成功と失敗はさておき、戦争状態のイラクへ人質家族を自腹で連れて行き、フセイン大統領と直談判をし、人質を開放してもらったのはアントニオ猪木その人です。

水面下で交渉していたと言い張る国(お役人)では、結果が全く得られていなかった所を、パフォーマンスか何なのか、猪木先生が現場へ行き、直談判したことで、あのフセインが人質を解放したのですから、営業という視点で見ると最高の結果です。

リスクは猪木さんを含めた人質全員の命だったので、元々のリスクをさらに増やした行為ではあるのですが、戦時下で当たり前の事をして解決できるはずはありません。

リスクは必ずあるので、自分の命を賭けた行為は、何もしなかった(仕事として何もしなかった)人達とは、天と地の開きがあります。

営業マンの仕事は結果が全てです。

責任も自分自身にあります。

命を懸ける場面なんて、普通の会社の仕事であればそうそう起こる事はありませんので、猪木先生に比べると、簡単な事です。

また、猪木先生は北朝鮮で平和の祭典なるイベントをしたことがあります。

先代の金正日の時代の話ですが、拉致事件が表面化する以前の話です。

日朝友好のパイプとして働きかけ、金正日の前でプロレスのイベントを行ったのです。

興行的には大失敗とされていますが、その時のパイプ等を利用し、先般北朝鮮へ単独で訪問したニュースは耳に新しいと思います。

その目的は明かされていませんが、拉致問題を全く前進させれないお役人と議員さんより数倍マトモです。

成果は見えませんが、行動を起こしているんですから。

行動をしない、リスクを取らないお役人や議員さんは、「勝手な行動をして状況を悪化させる」というようなことを言いますが、やはりこれについても、やらない人間の言葉でしかありません。

人の上げ足を取るのが仕事ではないはずなので、お国の為に、被害者の為にという信念を持った仕事をしてほしいものです。
%e9%a6%ac%e9%b9%bf%e3%81%ab%e3%81%aa%e3%82%8c アントニオ猪木詩集「馬鹿になれ」より


アントニオ猪木先生から学ぶこと

営業についても全く同じです。

失敗してもいいのです。

失敗から学び成功を収めればいいのです。

信念をもって行動すれば、失敗もやがて成功の種となります。

世の中にあるコンサルタント会社の言う言葉の9割は、アントニオ猪木の行動を見れば理解できます。

どんな有名なコンサルタントよりも、猪木先生を観察する方が勉強になります。

またプロレスやイベントごとを見る視点を変えてやれば、主催者なんかの意図や意思が見えてきたりします。

学べることだらけです。

世の中にはお金が飛んでいるのです。

見える人には見えています。

皆さんもアントニオ猪木の詩集でも買って頂いて(もちろん私は持っていますよ^^)、それが見える側の営業マンになってください。