不動産査定を依頼する上で、机上査定という選択肢がある査定サイトが増えています。

不動産の机上査定とは?正式な査定と何が違うのでしょうか?

イメージ的に簡単に依頼できそうなのが「机上査定」ですが、机上査定の意味合いをしっかり理解したうえで、正式な不動産査定と机上査定を選択し、不動産査定を依頼する事が大切です。

実はこの2つの査定の違いを理解していないと、大きな落とし穴に落ちてしまう可能性が高いのです。

ここでの説明は、査定サイトを利用する際の取り扱い説明書、注意事項となるので、参考にしてください。

全く異なる意味合いの2つの査定方法

不動産査定では机上査定と正式な不動産査定の2つの査定方法が選択されるケースが増えています。

それぞれ見ていきます。

  • 不動産の机上査定
  • 机上査定=簡易査定で表示されているケースもあります。

    読んで字のごとくなのですが、物件の現地確認もまともに行わず、地図上だけで(最近ではGoogleマップのビューで)、土地いくら、建物いくらといった価格を、相場観だけで算出する方法です。

    簡単な反面、正確性には著しく欠けるというデメリットがあります。

    イメージ的に2択で選択を促されると、簡単そうな机上査定を選択してしまうのが人間の心理なので、仕方ない部分はあるのですが、この安易そうな誘導のデメリットについて説明されているサイトは見たことがありません。

    ここでの説明はしっかり理解してください
    正確性に欠ける=実勢価格と大きく異なる
    現実問題として、実際に売れる価格は大きく下がる可能性が高いです。

    これは現場の正確な調査をしていないので、マイナスポイントが全く勘案されないからです。

    逆に言うと、机上査定で算出される価格は、100点満点の不動産の価格なので、それ以上になる事はあり得ないのです。⇒価格は下がるだけ

    そしてこの机上査定の価格の最大のデメリットは、価格の刷り込みにあります。

    人間は都合のよい事はいつまでも記憶してしまいます。

    そして時間の経過と共に、より都合よく解釈がなされます。

    高い査定価格がいつまでも脳にインプットされてしまうのです。

    いざ売却するときの価格とのギャップに納得いかない場合や、不動産屋に買い叩かれたという感情になり、あまり幸せな売却にはなりません。
  • 正式な不動産査定
  • 正式な不動産査定=訪問査定で表されることがありますが、こちらの査定は当然現場の調査を正確に行い、価格を算出していきます。

    場合によっては基礎や壁などの補強工事等の見積もりを取ったりする必要があるので、時間はかかります。

    時間が掛かる反面、正確な価格が算出され、その査定の根拠を不動産査定書という形で提示しますので、なぜその価格になるのかという理解につながります。

査定サイトを利用する際の注意点として

いずれの査定方法を選択しても、実際に売却できる価格は正式な不動産査定の価格に近くなりますので、高いイメージを持っていて後から落とされるよりは、最初からこのくらいの価格であると理解していた方が、予定通りの売却がしやすくなります。

査定サイトを利用する際の注意点として、ここまでの説明を十分に理解して頂いた上で、あなたが欲している結果がどういう価格なのかを勘案し、机上査定と正式な不動産査定を選択しましょう。