不動産屋って悪徳なイメージと儲けているイメージがありますよね?

これから不動産屋に入社する、開業する、転職する等で不動産業に関わる人たちの為に、不動産屋の営業マンの勤務体系と給料体系について書いてみます。

ここでは売買の営業マンについて書きます。

私が知っている限り、賃貸はほぼ固定給だと思いますので。

ブラックな勤務形態が多い不動産業界

基本的には労働時間の超過や勤務時間外・休日出勤は当たり前の業界だと思います。

その理由の1つが、困った方が必ずいる業界なので、それがいつ何時起こり得るか分からないからです。

そして基本的には営業会社なので、売り上げを上げてナンボの世界です。

マイナスの社員は必要ない業界だと思います。

なので、時間という概念は”あって無いようなもの”というのが多いです。

一度時給計算してみたことがあるのですが、私などは1か月の時給が250円だったこともあります。

それを理解せずに不動産業界に飛び込み、やれ労働基準法違反だ、やれブラックだというのは少し責任感の無い人の言う事だと、私は認識しています。

確かに違法な労働でしょう。それは十分理解しています。社労士の資格者がいますので、分かった上で言っています。

なぜなのか?それは困った人に対する責任感の問題です。

他の人で対応可能であればそれでも良いでしょう。

しかし不動産の性質上、その営業マンでなければいけない、わからないケースが当然存在します。

そして何よりお客さんが待ったなしの状況が起こっていることが当然考えれますので、その場合に”休みだから”というのは無責任な人間なのです。

”権利を主張する前に義務を果たせ”というのが私の考え方です。

少し話がそれましたが、勤務時間については自分が決めるくらいの感覚で良いと思います。

朝8時に出勤して定時の6時に退社するのは珍しい事だと思っておいた方が良いでしょう。

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不動産屋の営業マンの気になる給料や年収は?

給与体系が様々あるのですが、安定を望み一律給料の会社では30歳で400万円前後が多いです。

完全に普通ですね。宅建士の資格があれば、資格手当が1~3万円程毎月ついてきます。

そしてここからが不動産屋の営業マンの醍醐味です。

いわゆる歩合制
売り上げに応じて基本給プラス売り上げの○○%

といった形で給料が支給される形です。

私の在籍していた会社では、1か月0を叩くと基本給から―5万円、2か月連続0を叩くと―7万円、3か月連続すると会社相談といったマイナス制度が存在していました。
当事は基本給が18万円だったので、2か月0を叩いたときは、手取りで9万円位になってしまったりしていました。

逆にプラスが発生するとテンションは上がっていました。

損益分岐点というものがどの会社のどの社員にも存在します。

皆さんは普段考えたことは無いと思いますが、1人の社員が1か月会社に在籍するだけで掛かる費用=損益分岐点だと考えます。

例えば電気代や広告費、電話代、コピーの費用、雇用保険等、仕事をしていると会社が当たり前のように払ってくれているので気づきにくいですが、実際に掛かるのです。

営業マンだと会社の規模によりますが、大体給料の3~5倍くらいのお金が会社から支払われているのです。

その損益分岐点より稼いで来れば、損益分岐点を超えた部分について20%とか15%とかの歩合給が発生するのです。

あくまで私の10年ほど過去の場合に当てはめてですが、

「基本給18万円、損益分岐点が75.6万円、売り上げ100万円」という設定だとします。

この場合、歩合給が (100万―75.6万円)×15% = 36,600円 なので 総額216,600円の給料 という感じでした。

100万円の売り上げは当事の”ノルマ”が150万円だったので、会社上は利益が残りますが、面白くない社員という数字でした。

因みに一番稼いでいる人は計算上1,500万円前後でした。平均的な営業マンの給料は600~800万円程度でした。

それくらいの売り上げが上げれていたのは、時代もあるのかもしれませんが・・・

フルコミッション制
このフルコミッションの給料体制を選択する人は、基本的には独立する人です。

全く固定給が無く、売り上げに応じて高いパーセンテージのコミッション=給料をもらう仕組みです。

固定給が無いので、営業マンは常に必死です。

新居浜市では売り上げの70%位のフルコミ戦士たちが居たのを覚えています。

私も含めて、フルコミ戦士はめでたくみんな独立しております。

100万円売り上げを上げたら70万円の給料になるのですから、気合が入りますよね?

しかしデメリットも当然あります。名刺や諸々の経費は全部自分持ちですし、会社からお客さんを与えられるわけではありません。

全て自分で開拓し、完結させなければいけないのです。そして固定給は無し。

ハイリスク・ハイリターンの給与体系です。

不動産屋の営業マンの給料は青天井

売り上げを上げればそれだけ青天井になるのは分かって頂けたと思います。

中には○○億円のビル等を専門に売買する不動産屋さんも存在しますので、1億円だと300万円の手数料です。10億だと3000万円です。

その数字を考えると都会の不動産屋さんはチャンスが多いと思います。

不動産業は情報産業なので、如何に良い情報を如何に早くつかんで届けられるかが命です。

その情報を掴めるならば転職はしてみるものですね^^